グラウンドアンカーの引張り試験

グラウンドアンカーのアンカー耐力は、設置地盤の強度のばらつき等で変化するといわれております。アンカーの仕様目的に対して設計および施工が正しく行われているかどうかの確認をアンカーの試験によって確認・調査します。

 

アンカーの引抜き試験は、以下の3つに大別されます。

  • 基本調査(引抜き試験・長期試験)
  • 品質保証試験(サイクル試験・リフトオフ試験・etc)
  • その他の試験(繰り返し試験・群アンカー試験・etc)

■直アンカーの引き抜き試験(基本調査試験)

 

 

  • 建築構造物の浮き上がり防止や転倒防止に採用される鉛直に打設したアンカーの引き抜き試験。
  • 周辺地盤の耐力を反力として試験を行います。
  • アンカーの耐荷体やPC鋼線などにひずみゲージを取り付け、正確な応力分布を得ることもできます。

 

■架設アンカーの確認試験(品質保証試験)

 

■リフトオフ試験(残存引っ張り力確認試験)

 

  • 既設のアンカーの残存引っ張り力を知ることができます。
  • 高速道路脇などの法面保護として、アンカーが多く利用されています。このようなアンカーの経年によるクリープ調査や定期点検などに使用します。

■全数試験が望ましいとされる永久アンカーの多サイクル試験(品質保証試験)

 

トップへ戻る